欧米製ゲームが日本市場で直面する難題とは私のXBOXゲームコレクションの90%近くが輸入、ローカライズ版を含め洋ゲーばかり、ほとんどがFPS(ファーストパーソンシューター一人称視点)かTPS(サードパーソンシューター3人称視点)ですが、私の場合FPSを本格的にやり始めたのはPCからです。
1997年のQUAKE2からですが、当時日本製のどのPCでもノーマルでは動かすことが不可能で、初号機のバリュースターNX(ペンティアム200MHZ)のCPUを電圧変換ソケットでAMD300MHZ3DNow!のCPUに乗せ換え、メモリーを増やし、ビデオカードをNVIDIA、3DアクセラレーターをVoodooと改造費7万超かけてやりました。
しかし、それ以降のFPSはビデオゲーム界のグラフィック等の表現力の最先端を担うがゆえに、最新のゲームエンジンでの開発競争が激化、ユーザーの我々も最新の技術を駆使したゲームをプレイするには、マシンスペックをゲームにあわせねばならず、かなりの投資を強いられることに。ビデオカードによっては不具合も多く、CD−ROMとの相性やマザーボードとの相性もあり、パッチなどで対応してみたりと、かなりの知識と根気、投資が必要で気軽に・・・とはなかなか行きませんでしたが。
それ以降はゲームが高度化しスペックが上がるにつれて自作or改造の繰り返し。ガワはそのままで中身だけでは10回以上交換したと思います。
しかしながら、どんどん進化する高度の表現性は私を魅了し続け、当時の家庭用ゲームはもはや見劣りするようになり離れていきました。
最新のFPSをやろうとすると、結構敷居が高くてマニアックなものであったと思います。
XBOX360やPS3の次世代機の登場でメーカーサイドもまず家庭用を優先し、PCに移植という形態になってきたので自分もXBOX360に移行。
現状ではXBOXLIVEや連動したXBOXFRIENDSなどでゲームプレイや次回買うゲームなどの情報交換が可能なコミュニティの存在や、にこにこ動画でのプレイ動画の共有が購入の決め手となるなど、おもしろいさが伝わる方法やCod4でも「今日は拳銃オンリー」「ナイフオンリー」など仲間内だからこそできる楽しみ方の発見などWeb上での情報交換や共有が今までなじみのなかった客層に浸透し始めているのかもしれません。
オンラインでの見ず知らずの方々とのコミュニケーションもやはり最初は抵抗があったかもしれませんがコミュニティに身を置くことで現在その辺も活性化しています。面倒さがなく気楽にコミュニケートできる環境も定着化しつつあります。
現在所属クランにおいて80名を超えるメンバーの中でもゲームごとのコミュニティが自発的に出来「レインボー」「Cod4」「ギアーズ」「ゴーストリコン」などの住み分けもできつつあるのを見て、だいぶ進化してきたなと思わざるをえません。
海外では10年以上あるFPS、TPSの歴史がありますが、オンラインというのも発展の一旦を担っていたのいて、FPSはオンラインでのプレイも評価の対象でしたが、日本での過去の回線環境の高額さと、悪さもあり、モデム、ISDN、テレホーダイでは、海外プレイヤーとはラグが多すぎて戦いにならず、ADSLの登場まで待たねばなりませんでした。しかし現在では光が定着化してきて、通信環境も安定してきました。
家庭用ゲーム機での表現力の高さ、ブロードバンドの普及率の高さ、インストールやらマシンスペックを上げるなどの手間いらず、ゲームCDだけ入れればできる手軽さ、ゲームを通してのコミュニティの作りやすさ、がここ2年くらいで定着しつつあります。
データの少ない1〜2年での販売成績不振で「日本人は1人称が嫌い」「2スティック操作に対して抵抗がある」という決め付けをするのではなく、過去からの回線のインフラ状況やメーカーサイドの意識やユーザーのバックグラウンドを振り返ってみたほうがいいと思います。知らないがゆえにやってない人も多かったので。
自分の周辺では少なくとも洋ゲー人口は増えつつあります。
「これはおもしろい」「おもしろくない」という意見もはっきりしてます。
ゲームは一人でやるもの・・・から、コミュニティを通じて面白さを共有するものに変わりつつあるその初段階にあると思います。
PCゲーム市場やオンラインFPSゲームが成熟していたアメリカでXBOX360へ移行させるのはさして問題はないでしょうが、PCゲーム市場もマニア、オンラインゲームやFPSのおもしろささえ伝える土壌がなかった日本ではまだこれからです。
ゲームの質、オンライン、コミュニティと総合的評価でXBOX360を推すことが出来ると思うのは平均的にバランスが取れているからです。
・・・故障率以外は。
海外ゲーは、これからのまだ発展途上と思います。悲観的にとらえてせっかくの日本ユーザーにサービスが行き渡らないなどはやめましょう。